akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

東京大学・共通テスト【情報】

次年度の2025年度入試は学習指導要領が改定されてから初めての大学入試になるため、大きな変化点の年になります。この中でも、入試における変更点の大きな1つとされているのが、情報という科目の取り扱いです。今までの2024年度までの入試では、共通テスト…

1月開講に対する挑戦

中学受験や高校受験の塾では、受験が終了する段階で学年を上げることで、中学受験は2月開講や高校受験は3月開講の塾が多く存在していることはご存知の方も多いではないでしょうか。もちろん、入試が終わる段階で学年で上げることで、残り1年の受験を意識…

業界トップクラスの予備校講師 ⑥

今回は「業界トップクラスの予備校講師 第6弾」ということで、駿台・地理科講師の宇野仙先生を紹介したいと思います。地理という教科はマイナーではないかと思う方も多くいるかもしれませんが、実はそんなことはないです。実際に2022年度の大学共通テストの…

通信教育と教育業界

日本経済新聞の「共働き取り込めなかったベネッセ、SAPIXの牙城に挑む」という記事では、ベネッセホールディングスが上場廃止をして、進研ゼミの構造改革を進めることが目的であると述べている。この内容からも、進研ゼミが苦戦を強いられている状況であるこ…

収益モデルの崩壊【集団授業】

今回は、先日ある先生と「この校舎における将来性」について話をしたので、少しお話をしてみようかと思います。まずはこの話をするための前提条件になりますが、私が勤務をしている校舎は、首都圏の中でもかなり田舎の校舎で、集団授業でも人数が多い授業で…

業界トップクラスの予備校講師 ⑤

業界トップクラスの予備校講師(第5弾)ということで、今回は河合塾英語科講師のしぎょういつみ先生を紹介したいと思います。しぎょう先生は、予備校講師としてのキャリアが非常に長く、今年で40年目という驚異のベテラン講師です。一方で、ご自身のX(旧…

自習に特化した塾【11月開講】

早速ではありますが、みなさんの周りにもたくさんの塾があると思います。例えば、塾の指導形態で分類をすれば、個別指導・集団指導などの授業を中心とした塾や勉強の進捗・コーチングを中心とした指導までは聞いたことはあるのではないでしょうか。そんな中…

慶應に合格するために必要なコト(文系)

今回のブログでは、「非受験学年である高1・2生が慶應義塾大学に合格するために必要なコト」を教育業界に携わって7年間生徒を見てきた知見から、お話をしたいと思います。今回は客観的なデータというよりは、個人的な経験や感覚で説明をしますので、あく…

おススメ問題集・参考書紹介 ②

今回は「おススメ問題集・参考書紹介」シリーズの第2弾は、「地理B 統計・データの読み方が面白いほどわかる本」を紹介していきます。この参考書は、河合塾 地理科講師の伊藤彰芳先生が執筆をしており、河合塾の東日本地区を中心に「東大地理」などの最難…

統計でウソをつく法

私たちは、さまざまな情報の中で暮らしており、その情報が正しいかを判断して、処理することは出来ているだろうか。その情報の「正しさ」は何を基準に判断をしているのだろうか。その基準は「信頼できる人が言っていたから」や「大手企業が調べた調査だから…

教育費の考え方

現代の日本社会では物価が高騰をするが、給料が上がらないという状況は家計の負担が大きくなっているのは事実であるだろう。そんな値上げダッシュの中で、塾や学習教材に対する値上げも深刻化していることを日本経済新聞の記事で取り上げられている。今回は…

おススメ問題集・参考書紹介 ①

今回から始めての企画ではありますが、「おススメ問題集・参考書紹介」という内容でお送りしたいと思います。アルバイトの期間も含めれば、教育業界7年目の自分が生徒によくおススメする問題集や参考書を紹介するコーナーにしていきたいと思います。受験生…

予備校業界の新たな戦略

このブログでは予備校業界に関する記事を掲載してきました。そこでもたびたびお話をしてきましたが、業界全体として少子化・現役志向の強まり・入試の多様化により、厳しい状況が続いているのは間違えないでしょう。そんな中で、予備校業界では、新たな戦略…

まだ発展途上な分野

今回は日本経済新聞で掲載されている「「東進」のナガセ、30万問から合格ルート AIで演習」という記事を基に、「過去問研究とAI学習」について考えてみたいと思います。これをお読みになれている方は、大学受験のシステムをご存知の方も多くいるかとは思いま…

三大予備校・夏期講習【2023年変更点】

残り1ヵ月もすれば、学生にとってみれば「夏休み」になり、塾・予備校で働く人にとってみれば「夏期講習」という重要なイベントになります。今回は「夏期講習」について、三大予備校(代ゼミ・駿台・河合塾)をさまざまな角度から比較をしていきたいと思い…

業界トップクラスの予備校講師 ④

久しぶりの投稿になりますが、今回は「業界トップクラスの予備校講師 第4弾」ということで、河合塾・英語科講師の清川舞先生を紹介したいと思います。大手予備校では、夏期講習の一般申込も開始をしております。普段は地元には予備校がない方も、時間のある…

経費削減の先にあるものは?

当たり前のことではあるが、企業や会社が存続するためには、利益を出し続けることが求められる。利益を出すためには、大きく分けて「売上を伸ばす」と「経費削減」の2つが挙げられる。どちらも大切なことは事実であるが、経費削減には限界もあるだろう。今…

適切に評価される入試とは?

今回は「2025年度以降の慶應義塾大学文学部入試」を題材に「適切に評価される入試」について考えていきたいと思います。簡単に現在の慶應義塾大学文学部の一般入試「英語」についてお伝えをしておくと、120分の試験時間で国立型の記述問題で毎年7~8題の出…

自由度と共感してくれる人

人事異動の関係で、異動をして1ヵ月が経ちました。もう耐えられないかもしれない。異動前の校舎に比べて、通勤時間も片道1時間は減っていたり、異動後の校舎の方が仕事量は3分の1程度に減っているのに、異動前の校舎に戻りたい気持ちの方が高まっている…

無能な社員がいる中で

アルバイトが多い業界の教育業界で、私が異動した校舎では、アルバイトの能力は異動前の校舎の方がくらべものにならないくらい劣っていた。残念ながら異動前の校舎でアルバイトがやっている業務の多くを社員がやらなければならない。ここで、アルバイトの能…

早稲田大学 社会科学部・入試改革

先月になるが、2025年度以降に「総合問題」が導入される早稲田大学・社会科学部のサンプル問題が公開された。早稲田大学・社会科学部では、2025年入試から一般入試は、「共通テストと大学独自試験」の併用型に変更となり、共通テストが120点満点(外国語・国…

仕事の目的と職業選択

このブログでは、私が働いているのが教育業界(塾・予備校)であるため、教育業界についてお話をしていくことが多いですが、今回は4月28日文部科学省が発表した「教員勤務実態調査(令和4年度)【速報値】」のデータから、教員の働き方改革について述べ…

ブラック校舎とホワイト校舎

教育業界で働く私は、人事異動で異動をした校舎に勤務をして、2週間ほど経過しました。少しずつ慣れてきた時期でもあるが、移動前の校舎に戻りたい気持ちが浮上したり、今の校舎の方がホワイトだからよい部分もあったりと悩ましい部分もありますが、自分で…

教育業界で生き残るために必要なことは?

4月中旬になり、どこの塾・予備校でも新年度が始まったところが多いでしょう。少子化や顧客のニーズが個に対応することの高まりから、特に予備校業界においても大きな打撃を受けている。今回は、日本経済新聞で特集の記事で「予備校、変わるなら今でしょ!…

東京外国語大学・数学2科目必須

学習指導要領や高大接続改革により、大学入試はめまぐるしく変わっている。今回紹介する東京外国語大学も1つの例になるだろう。東京外国語大学では、昨年度までは国公立大学では珍しく、共通テストの数学は1科目が必須でしたが、今年度から2科目必須に変…

新たなスタート!

教育業界で働く私は、3月の終わりに校舎長から転勤を言い渡され、本日から移動先の校舎での勤務が始まる。具体的な校舎名をお伝えすることは出来ないが、自宅近くの地元校舎であり、通勤時間も片道20分ぐらいとかなり通勤しやすい環境である。私にとって…

2023年2月18日 早稲田大学・人間科学部 大問3 正誤問題

今回は2023年2月18日に実施された「早稲田大学・人間科学部」の正誤問題を取り上げます。選択肢にNO ERRORがあるため戸惑う方も多いですが、問われている設問は基本的な内容も多いため、早慶志望者にとっては基本的な問題と言えるだろう。今年のレベルであれ…

2023年2月2日 立命館大学 解答速報 大問4

前回に引き続き「英文法・語法問題」の解答速報をしていきます。今回は、2023年2月2日に実施された立命館大学を扱っていきます。どれも基本問題なので、受験生だけではなく、高2生でも完答したい問題である。ぜひ挑戦をしてみてもらいたい。 次の(1)…

2023年2月2日 関西学院大学 解答速報 大問4

今年も昨年に引き続き、可能な限り解答速報を英文法・語法を中心にあげていきたいます。今回は、2月2日関西学院大学、4択形式の英文法・語法問題である。どれも基本的な問題であり、全問正解をしたい問題である。解説も簡易的ではあるが、書いております…

過去問 VS 予想問題

受験シーズンが到来する中で、直前期にはこんな質問を多く受ける。「過去問」と「模試や直前講習などの予想問題」のどちらが効率よく勉強できるのかと質問されるが、おそらく人によって考え方が割れてしまう質問であるだろう。もちろん、わざわざどちらかを…