今回は専修大学の並び替え問題を見ていきます。(2)・(3)・(5)は基本問題であるため、必ず取りたい問題である。(1)は「too honest a boy」と並び替えることが出来たかが勝負であり、tooの後ろに a honest boyにすると、tooは副詞であるためNGになることに気付くことが出来たかを問う問題で合否を分ける問題になるだろう。(4)は熟語や文法内容で攻めることが出来ないが、日本語訳を見れば、答えを出すことは出来るだろう。以上のことから、合否には最低でも4/5は取りたい問題である。
大問5 次の(1)～(5)の日本文とほぼ同じ意味になるように、それぞれ与えられた語 ①～⑥の中から適切なものを( )と[ ]の中に1個ずつ入れて英文を完成させ、[ ]に入れたものの番号をそれぞれ解答欄[ 38 ]～[ 47 ]にマークしなさい。なお、文頭にくる語も小文字にしてあります。
(1) ジョンはとても正直な子だったので、そんな嘘はつけなかった。
John was ( )( )[ 38 ] boy [ 39 ]( )( ) a lie.
① a ② to ③ honest ④ too ⑤ tell ⑥ such
(2) 今になってやっと、私はあなたの気体には添えないことがわかりました。
It was ( )[ 40 ] now ( ) I realized I could not ( )[ 41 ] ( ) your expectations.
① to ② not ③ up ④ live ⑤ that ⑥ until
(3) 君の言い分を百歩譲って認めるとしても、君のふるまいはよくないと思う。
Even ( )[ 42 ]( )( )[ 43 ] the ( ) of argument, I still think your behavior is not good. ① for ② what ③ accepting ④ sake ⑤ say ⑥ you
(4) 彼がやったという証拠が上がっているのに、彼は自分が金庫を開けたことを否定した。
Despite the evidence that he ( )[ 44 ] it, he ( )[ 45 ]( )( ).
① denied ② had ③ opened ④ done ⑤ having ⑥ the safe
(5) 交番で勤務中の警官は、警官というよりはカウンセラーのようだ。
The officer on duty at the police box is ( )( )( )[ 46 ][ 47 ]( ).
① a counselor ② a police officer ③ not ④ much ⑤ as ⑥ so
[解答]
(1) John was too honest a boy to tell such a lie. (①－②)
(2) It was not until now that I realized I could not live up to your expectations. (⑥－③)
(3) Even accepting what you say for the sake of argument, ～ (②－①)
(4) Despite the evidence that he had done it, he denied having opened the safe. (④－⑤)
(5) ～ box is not so much a police officer as a counselor. (②－⑤)
[解法のポイント]
(1) ① too ～ to 構文 「あまりにも～なので…できない」
※ tooの品詞は「副詞」であるため、後ろに名詞はおけない。(× too a honest boy)
②「such＋a＋形容詞＋名詞」の語順
(2) ① It was not until ～ that S V 「～して初めてSはVをした」
② live up to A「Aに添う・応える」(熟語)
(3) ① 独立分詞構文 ② 関係代名詞what ③ for the sake of A 「Aのために」(熟語)
(4) ① safe[名詞]「金庫」 ② deny＋動名詞 ③ 動名詞の完了形用法
(5) not so much A as B 「AというよりもむしろB」(熟語)
