akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

アルバイトの育成

私の勤務先では、大学生のアルバイトを雇っている。忙しい時間帯が局地的にある仕事であることや人件費の削減を考慮に入れると、会社にとって、アルバイトの存在なしでは運営することは難しいだろう。ある日のこと、アルバイトの学生が帰った後に、先輩社員がこの学生スタッフは使えないという話を別の社員としていたのを聞いて、私が考えたことを今回は書いてみようと思う。

確かに、有能なアルバイトの人材がいることに越したことはないし、目指すものであると思う。極端な言い方をすれば、アルバイトがミスをしてしまったら、責任を取るのは社員であるのだから、有能なアルバイトの人材であれば、面倒なことに巻き込まれことも少ないから、円滑に仕事が進むことは間違えない。しかし、有能なアルバイトも最初から出来たのではなく、自分から学んだことも多いかもしないが、多かれ少なかれ先輩や社員に教わって成長してきたのではないだろうか。さらに、自分から学びたいという意志や意欲は、周りの環境やモチベーションが影響しているだろう。このように考えると、アルバイトが使えないのは、個人的な能力の問題も少しはあるかもしれないが、周囲の環境や影響が大きいと言えるのではないだろうか。つまり、社員同士でこのアルバイトは使えないと言っているけど、私たちが育成出来ていなかったり、アルバイトが前向きに働きたいという環境を作れていないのが悪いのに、他人に責任を押し付けて、自分たちが悪くないと考えているようにしか私には思えなかった。(先輩社員の前でそんなことは言えないが....)

一方で、大学生のアルバイトの育成は難しいのは実際にはある。その理由は、働くモチベーションが人によって大きく異なるだろうし、多くの場合はお小遣い稼ぎとして働いているため、嫌だと思えればすぐ辞めてしまうことが出来るのが、大学生のアルバイトの特徴であるからだ。さらに、テスト期間中は被ることが多く、誰も入りたい人はおらず、シフトの面でも頭を抱えることだってあるだろう。そんな中でも、運営をしていかなければならないのが社員であり、勤務してくれるのが当たり前という姿勢ではなく、「忙しい中でいつも勤務してくれてありがとう」のような労いの言葉が大切なのではと個人的には思う。そんなことを昨年にお世話になった後輩から教えてもらったのであった。