akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

組織のことを知らない自分

教育関係の会社に入社して3ヵ月が経ち、1学期の授業が終わるタイミングでもあり、1つの区切りとして、本部や人事部の方と面談をする機会があった。おそらく多くの企業や会社でも、ある一定期間単位で面談は行われるだろう。このような面談の目的は、不安を和らぐことが目的であることが多い。多くの場合、本部の人は「遠慮なく何でも言っていいから」と甘い言葉を言って、本音を吐きだそうとする。私はこの言葉に上手く騙されてしまって、正直に何でも言ってしまい、最近になって後悔をすることになったのであった。今回はそんな経験について書いてみようと思う。

そもそもどの会社でも、残念ながら本部と現場でのギャップがあることは多いだろう。しかし、本部は現場に対して、理想を押し付けることが仕事であるため、仕方がないとも見ることが出来るだろう。実際に、私もアルバイトをしていたときに、社員が1人辞めたのにも関わらず、本部は何も助けをせずに、アルバイトでどうにかせざるを得ない状況になり苦しめられた。この事例はアルバイトまで被害が出ているため、この会社の在り方にはかなり問題があるかもしれないが、多かれ少なかれ本部の理想を押し付けられることはよくあることだろう。こんな経験をしたのにも関わらず、本部の人と話したときには、困っている内容を正直に言ってしまった。その結果、解決方法は提示してくれたが、今の業務量で手一杯なことも分かっているのにも関わらず、現実的ではない解決方法を提示してきた。私もやってあげたい気持ちはあるし、確かに本部が言っていることが正しいことは分かる。けれども、それをやるための時間はないし、全体に関わることが優先順番を高いとすれば、現実的にやることが難しいだろう。

ここまでは今まで書いてきた内容は自分自身の立場で書いてきたけど、ここからは本部目線で書いてみようと思う。本部からすれば、仮に大変なことが分かっていても「この問題を放置してもよい」と言うなんてありえない。理由の1つには、自分たちで責任を取りたくないからだ。さらに、解決方法を提示しておけば、「やっていない現場が悪い」と言うことが出来るのである。本部は現場を統括するためにはあるけど、ただの命令系統の役割が本部の仕事なのだろうか。理想的であるかもしれないが、本部はもう少し現場視点で考える必要性があると思う。これ以降は、本部の方の甘い言葉には騙されないと決断したのであった。