akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

嘘から始まるストーリー

誰だって、嘘のことを言ったり、起こった事実を盛るといった経験は多かれ少なかれあるだろう。他にも、自分が思っていないことを言って、相手のご機嫌を取るようなことだってあるだろう。私も実際にそういった経験はしたことがあるし、そうやって自分の評価を上げるのも上手に生きていくためには必要なことも事実だろう。そんなことを考えるようになったエピソードを今回は書いてみようと思う。そのエピソードは、就活が終わった後輩と食事に行って、就活について話をしたときに感じたことであった。

就職活動というのは、「今までの自分の経験や能力」や「この会社に入りたいという熱意」をアピールする場であることは間違えないだろう。そのような場では、バレない程度の嘘を交えて話をしたり、盛ったりすることは、程度には差があるにしても、誰だって、このような行為はしてしまうだろう。しかし、自分がやっていないことに対して、嘘の事実を作ってしまい、面接官から深堀りされて失敗することだってあるかもしれないと考えれば、大胆な嘘をつくことが出来ないため、自分の経験に対して盛ることが安全策ではないかと私は思っていました。しかし、そんな中で、後輩は面接の場で「留学に行った」という大胆な嘘を付いたそうです。さらに、深堀りされることを予想して、留学に行った先輩から話を聞いて、面接で話をする内容も決めていました。私から見れば、ここまで言うのは自分の中では、反則のように思っていたし、もちろんこのような発想力はありませんでした。しかし、このように人を利用していく姿勢というのは、ある意味で尊敬できる点でもあると感じるように思いました。

社会に出れば、「部下の実績を上司が自分の実績にすること」や「嫌な仕事を部下に押し付ける」など、理不尽なことだらけだというのは事実だと思います。そんな社会にいる自分にとっては、時に嘘を付いたり盛ったりすることで、相手のご機嫌を取り、人を上手く操る能力を彼から見習うべきなのかもしれません。