akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

本音で語ることの危険性

他人に自慢をしたくなることはあるだろうか? おそらく、意識的に自慢をしていることもあるが、無意識で相手が聞いたときに、自慢と感じてしまうこともあるだろう。だからこそ、発言には気をつけなければいけないし、時と場合や話す相手を間違えると危険性があることは誰しもが知っているだろう。今回はそんな「自慢」について、私の経験を基にお話をしてみたいと思う。

私は正社員として、教育業界で働いている。教育業界と言われると、どんなイメージをもつかは、人それぞれであるかと思うが、多くの人は「労働時間が夜型」や「残業が多そう」などのイメージを描くだろう。実は他にも、飲食業界より多くはないが、「アルバイト」を多く利用しているのも特徴的であり、教育業界もアルバイトなしでは、運営が成り立たないのが実態もある。つまり、アルバイトのモチベーションを上げたり、育成することも、社員にとっては重大な仕事であると言っても過言ではないのである。そんなことを踏まえた上で、今回の事例を考えてもらいたい。

ある大学4年生のアルバイトが「今日で5連勤です」と私に言ってきました。そのときに、みなさんならばどのような反応をするだろうか?私は、思わず少し間を空けてしまってが、「いつもありがとう、本当に助かってるよ!」と伝えました。おそらく、このような言い方をするのが正解であったと自分では思っているが、そこで少し間を空けてしまったのは、自分のアルバイト時代を軸に考えてしまい、無意識ではあるが自慢をしたいと思ってしまったからではないだろうか。

実際に、私のアルバイト時代は、5連勤は普通に起きることで、最大でも15連勤している自分にとっては、大したことではないだろうと自分軸で考えたり、自慢をしたいと無意識に思っていたのだろう。しかし、このような発言は、他者のことを考えていないし、アルバイトのモチベーションを上げるのも社員の仕事と考えれば、自分が思ったことを何でもかんでも発言するのではなく、取捨選択することが必要になってくるだろう。私はこのような経験を通して、すべて本音で語るのではなく、時と場に応じて、対応をしていくことの大切さを知ったのであった。実際に、このことは社会で上手く生きていくために、重要なことであるのかもしれない。