akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

春期セミナー

今回は代々木ゼミナールで行われている「春期セミナー」を題材に書いてみようと思う。この「春期セミナー」は主に次年度受験を迎える高3生・高卒生を対象に、今やるべきことや心構えなどを中心に、代々木ゼミナール英語科講師西谷先生と数学科講師荻野先生がWEB上で映像で視聴が出来るイベントとなっている。申込サイトでは、中学生、高校生だけでなく、社会人や代ゼミOB・OGなど、どなたでも受講可能であるため、私も受講をすることにしてみた。3月1日から視聴可能になっており、その日が仕事が休みであったこともあり、早速ではあるが、受講することにした。社会人の自分でも、今後の人生にとって、役に立つことはたくさんあった。今回は「春期セミナー」のエピソードを少し書いてみようと思う。

まずは英語の西谷先生は、予備校業界でも有名な先生です。西谷先生の講座と言えば、私の受験時代よりもはるか前ではあるが、冬期・直前講習のCANDY ROCKは予備校について詳しい人なら知らない人はいないだろう。YOUTUBEでも森田先生と成川先生が対談している動画でも、成川先生が受講していることを明かしていたり、代ゼミの仲本先生もYOUTUBEで「西谷先生のことを西谷プロ」と呼んでおり、自分にはマネが出来ない授業であることを明かしていました。予備校業界で最前線で働いている講師を魅了する西谷先生は、英語を体系的に学習することが出来る3G(構造・論理・コア)を意識した授業で英語力を上げるだけでなく、モチベーションや人生論で勉強する意義などを教えてくれる授業である。今回のセミナーでも、第1講では「東北大の和訳問題」を題材に10個の読解における鉄則を解説しており、難しい問題も鉄則を1つずつ積み上げていけば、確実に解けるようになることを伝えてくれた。一方で、第2講では「受験を乗り越えるための3つの自=自立心×自尊心×自制心」をテーマに、英語の格言やことわざを使いながら説明をしてくれた。受験においては、第1講のように、勉強をして知識を入れることは重要ではあるが、受験勉強が上手くいかなかったり、モチベーションが下がってしまったり、メンタル面も重要であることは間違えないが、軽視しがちである。そんな中で、第2講では「モチベーションやメンタル面」についてお話をさせていて、西谷先生にしか出来ない授業であった。西谷先生の話では、「まずは夢をもつことの重要性」をお話されており、「夢をもつことで責任が生まれる」ということは、裏を返せば「夢を抱かなければ始まらないこと」を意味しており、夢をもつことの重要性に気付かされた講演でした。他にも、偏差値を上げるために必要な「自尊心」、本番で力を発揮するために必要な「自制心」についても語っておりましたので、詳細は春期セミナーをご覧ください。

次に数学の荻野先生は、YOUTUBEでは数学界では有名な秋山仁先生とコラボをしていました。荻野先生の講演では、「意思と強制」についてお話をしてくださいました。これから何かをしようとしたときには、どんな物事に対しても、「意思と強制」のどちらかであることを伝えており、私は共感できる部分でもありました。荻野先生は、自分の意思で選択してやったことは、成功する可能性も高いだろうし、自分を大きく成長してくれるが、強制でやったことは、脆いのではないかとお話をしておりました。そして、大学受験は、強制ではなく自分の意思で選択をする分岐点であることを伝えてくれました。具体的に「受験」という領域で考えれば、中学受験や高校受験までは「(親から言われて)強制」であることが多いです。それは、親は子どもを守ることが役目であるからです。もっと言えば、親は良い方向になるよう導いてくれたのです。しかし、大学受験は、自分の意思で決定して、自己責任で行動をするべきということを伝えておりました。さらに、大学受験をする高校3年生になれば、親がレールを引いてくれたとしても、反抗できる年頃でもあります。自分が成長するきっかけが「大学受験」であるのではないと私は考えるようになりました。

この春期セミナーを通して、大学受験をしない自分も勉強になりました。どちらの講義も自分の人生を考えさせる講義でした。西谷先生と荻野先生で、教えている教科は異なりますが、2人の先生に共通しているのは「自分の人生は自分で切り開くこと」の重要性を違った視点からお話をされていたように感じます。それぞれ60分×2コマで2000円でモバサテで受講することが出来るので、ぜひ代々木ゼミナールのイベント申込ページから申込をしてみてください。

【参考文献】

代々木ゼミナール(予備校) | セミナー・イベント 詳細 (yozemi.ac.jp)