akshota0407の日記

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英文法の勉強は早めに終わらせよう!

少し更新まで日数が経ってしまいましたが、今回は「英文法の学習法」をテーマに書いてみようと思います。新学期になって、そろそろ受験勉強を始めようと意識するようになった受験生も多くいるのではないだろうか。今回は大学受験における英語の勉強のコツを紹介してみたいと思います。その中でも、英文法をテーマに説明をしたいと思います。

近年では、センター試験から共通テストに変わったことで、共通テストでは単独の文法問題が出題されなくなったことも受けて、英文法の勉強に対して軽視をしている学校も多いのではないでしょうか。さらに、学校では「コミュニケーション英語」や「英語表現」という科目が設定されることで、英文法を理解しないまま、会話や英作文に重視が置かれた授業を行っている学校が多くある。もちろん、学校教育と受験勉強を一致させなければいけないことはないだろうし、それぞれのメリットを活かしながら、勉強を進めていけばよいという考え方もあるかもしれないが、受験生にとっては、まずは第1志望校に合格することがゴールと捉える人が多いだろう。そんな中で、英文法に対する重要性が低くなったわけではない。実際に共通テストのリスニングでは、文法に関する問題も出題されており、聞いて分かるレベルまでの力が求められている。より高度な理解が求められていることが分かっていただけるでしょう。それだけではなく、難関大学を中心に読解問題が中心であるため、構文や精読をしていくためには、不可欠なのが英文法である。このように学習指導要領の改訂や入試改革による影響がある中で、受験生はどのように英文法を学習するべきかを今回はお伝えしていきたいと思います。

まずは早期に英文法を勉強をする理由について述べていきます。受験生の中では、塾や予備校に通っている方も多くいると思います。塾や予備校の中でも、対面授業(集団指導・個別指導)・映像授業など多種多様なジャンルがあると思いますが、英文法の学習で注意をして欲しいのは、英文法を1年間かけて学習することは避けてもらいたいです。理由は簡単で、英文法はすべてとは言いませんが英単語と同じように、長文読解における重要なパーツであることや繰り返しやることが必要な分野であるからです。例えば、秋(過去問開始のタイミング)や入試直前期に終えたところで、繰り返しやることは難しくなります。だからこそ、早めにやっておくことが必要になっていきます。だからこそ、「英文法の勉強は早めに終わらせる!」ことが重要になっていきます。

次に、具体的にどのように勉強をしていくかをお伝えします。大学受験で必要とされる英文法は「時制・受動態・助動詞・不定詞・動名詞・分詞・接続詞・関係詞・仮定法・前置詞」の10単元です。目標はゴールデンウィークが終わりまでに1周を終わらせたいので、今から始めるのであれば、1週間に2単元のペースは担保したいところです。一方で、語法は単語のように覚えていくことが多いので、英文法が終わってから始めてでもいいと思います。大切なことは、1学期中に単元ごとの理解を終了させて、夏休みにはランダム問題集を使って、どんどん演習できる状態にしておくことが、1学期では重要になっていきます。勉強をするときは、インプット(理解するための教材)とアウトプット(定着を確認するための教材)を2種類準備して並行して進めることが必要になります。現役生ならば、アウトプットに関しては、学校で配られる問題集を使用していくのをおススメしております。その理由としては、どの問題集に関しても、大きな差はないので、学校で確認テストを行っている場合は、効果測定やペースメーカにもなるので、これらをベースに進めていくことをおススメします。一方で、インプットの参考書に関しては、「成川の「なぜ」がわかる英文法の授業 (成川博康・学研)」がおススメです。イラストが多く使っていることや理解して覚えることに重点を置いた参考書なので、読みやすく理解もしやすい教材ですので、ぜひ使ってみてください。

ここまで、おススメ参考書を紹介しましたが、どうしても自分で勉強を進めることが難しい場合は、スタディサプリを利用するのがおススメです。英文法は関先生が担当しており、月額2178円で英文法以外の講座も見放題で、スタンダード英語・ハイレベル英語・トップレベル英語の3レベルがあり、自分のレベルに合わせて受講することが出来たり、2周目は上のレベルを受講することも可能です。このようなものを上手く利用していきながら、英文法の勉強は早めに1周を終わらせることで、読解や夏休み以降に他教科にかけられる時間が生まれます。教科の性質上、なかなか結果が出にくい教科だからこそ、早め早めの対策が必要になるのです。

本格的に受験勉強が始まる受験生は、限られた時間で成績を上げることが求められます。つまり、なんとなく勉強をすればよいのではなく、優先順番を立て、ときには捨てる勇気をもって勉強することが必要になってきます。だからこそ、受験は情報戦ともいわれているのかもしれません。最後に、これを読まれている受験生が、志望校合格することを願って、今回は終わろうと思います。

【関連リンク】

Amazon.co.jp: 成川の「なぜ」がわかる英文法の授業 高校分野の英文法がまるっとわかる本 (大学受験Nシリーズ) eBook : 成川 博康: 本

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