akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

サービス業で働くということ

サービス業というと、どんなイメージをもつだろうか。就活生に聞けば、「長時間労働」や「休日がない」などネガティブなイメージをもっているでしょう。確かに、これらは否定できないことだと思います。その理由には、サービス業では、「アルバイトを多く雇用することで人件費を削減すること」や「休日の方が需要のある産業であること」が挙げられるでしょう。具体的に私が働いてる教育業界で見ても、学校が終わった後や休日・季節講習に授業を設定するため、土曜日・日曜日に休日が取りにくい性質をもっています。さらに、教育業界は少子化の影響も受けており、ひとりの生徒で多くの授業を受講してもらえるような時間割を作ることも、要因になっているかもしれません。そんな中でも、教育業界は特殊なサービス業である。特殊と言ったのは、サービス業の中でも「お金を支払う人と対価を受ける人が異なる」という点で、特殊であるからである。このようなサービス業のありかたについて、考えるきっかけになったのは、アルバイトの研修を任されて、どういうことを意識して働いて欲しいかを考えたときに、思い当たるようになった。今回はサービス業で働くということについて、自分の考えを少しばかり書いてみようと思う。

サービス業の多くでは、接客をすることになります。そんなときに、「相手の気持ちに立って考えて、相手が何を要求しているのかをくみ取ること」が大切になると思います。この要求は、友達や家族などの親しい関係ではないことが多いので、必ずしも言ってくれるとは限りません。そのときには、察する力も必要となってくるでしょう。こんなことを意識しながら、勤務をして欲しいと自分は考えています。難しいように聞こえるかもしれませんが、このようなことは私たちの日常生活でやっていることと似ています。その延長線上にあるだろうし、それがお客様になっただけのことなのです。このように書いていて、「察すること」は無責任な言い方に感じるかもしれません。最初は上手くいかないかもしれませんが、しっかりと教えることをしていきながら、時には失敗もしながら、一緒に成長をしていきます。話は少し脱線をしますが、私はアルバイトと勤務をしているときに、大切にしている考え方があります。それは、アルバイトと社員は立場が違うということを常に意識をしていきます。もちろん、アルバイトにも責任をもって働いて欲しいという気持ちはありますが、最終的な責任は社員が取ると考えています。当たり前のことを書いていますが、このことを行動に移せない人も一定数いるのを見て、残念な思いも何回もしてきました。

最後に、サービス業のもう1つの特徴を伝えておきたいと思います。それは「仕事に終わりがないということ」です。このことに対しては、賛否両論があるとは思います。私は終わりがないからこそ、期待に応えることも出来ると思うし、可能性に満ちあふれているのではないかと考えています。私ごとではありますが、数日前から新年度が始まり、気持ちを改めて、もうしばらくは教育業界で働こうと決心をして、今回のブログは終えたいと思います。