akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

残業時間を減らすということ

社会人になれば、多かれ少なかれ残業はすることになるだろう。会社によっては、一定の残業時間を超えないように言われていることも多くあると思います。そんな中で、教育業界で働いている私は、新年度の募集や移転があり、先月の残業時間が57.5時間になり、責任者の方に呼び出されることになった。今回はそんなエピソードを書いてみようと思う。

先ほども書いたが、これだけ多くの残業は一時的なものもあるが、毎月残業時間は40時間前後になってしまうのが現状である。こんなに残業をして、体調面は大丈夫かと思うかもしれませんが、昨年度のアルバイト時代にくらべれば、何ということはありません。(残業時間はかなり多いですが、休日出勤はしていないので)アルバイト時代は、出勤日数が20日を超えることは当たり前でもあり、講習期間になれば、朝から夜まで1日6コマ授業をすることがあったので、それに比べれば、おかしなことでもないように感じており、感覚が麻痺してしまっていると受け取られる方もいるでしょう。ちなみにインターネットで調べると、過労死ラインは月80時間と言われており、教育業界で過労死として認定されたものとしては、2018年の「栄光」の教室長は私の中でも記憶に残っている。

しかし、ここに1つの弊害が生まれます。残業時間がすべてではないことは分かっていますが、言われた仕事をやらずに帰ってしまう人を見て、責任をもって仕事をするべきではないかと考えてしまうのです。(アルバイトではないのですから。)もちろん、人生は仕事だけではないことも分かっていますが、自分にも心の余裕がないからこそ、イライラしてしまいます。さらに、残業時間が理由かどうかは分かりませんが、ちょっとしたミスも増えるようになりました。

そんな中で解決策があるのか疑問には思いますが、責任者の方は「先輩から仕事を何でも受け入れてしまうので、今の状況を伝えて、仕事を断ることも必要であること」を言っていました。確かに、自分の身を守るという意味では、正しい考え方であり理想だと思います。しかし、先輩から言われて2年目の社員がそんな簡単に先輩の仕事を断れると思っているのでしょうか。それは、相手の立場に立って考えているのか不思議に思いました。

さらには、責任者が決めている次年度の業務分担においても、しっかり仕事をしてくれる人に任せたいからという理由も言われて、昨年度と同じ業務を要求されています。つまり、根本的な解決になっていないだろうし、解決する気がないのかもしれません。確かに、責任者からすれば、労務からは何か言われるので、残業時間を減らして欲しいという気持ちはあるとは思いますが、自分で何とかしなさいと投げやりな気がしてしまいます。そもそもなぜ残業時間がある一定の人が増えてしまっているのかを本質的に捉える必要があると思います。私の校舎の場合は、仕事をする人と仕事をしない人が二極化しているからです。その二極化を是正することが、リーダーとしての仕事ではないでしょうか。

【参考文献】

「栄光」の教室長、過労死で労災認定 研修中に倒れ死亡:朝日新聞デジタル (asahi.com)