akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

それぞれの立場で物事を考える

以前でもこのブログでも「教育業界におけるアルバイトの重要性」については述べているが、アルバイトがどこまで協力をしてくれるのかは人によって異なると思う。今回はアルバイトと職員になって経験したことを織り交ぜながら、具体的に書いてみようと思います。あらかじめ言っておくと、今回の内容は「これが答えである」ということを伝えたいのではなく、あくまでも人によって価値観が異なるので、どれが正解というものはないので、その点を注意して読んでもらえると嬉しいです。

私は大学4年生のときに、室長と新入社員の2名が勤務している教室で塾講師としてアルバイトをしていた。新入社員は新卒採用で教育業界のアルバイトをした経験もなかったこともあり、すべてをイチから学ばなければいけないこともあり、かなりオーバーワークになっていた。室長から依頼された仕事が終わっていないことで注意を受けることもあったりして、最終的にはこの新入社員は半年で退職することになった。話を簡潔にまとめ過ぎている箇所もあるが、ざっくりと言えばこのようなことだろう。その結果、本部から補充が来ることもなく、この教室は社員が1名となり、他はアルバイトで校舎を回さないといけない状況になってしまった。その結果、大学4年生である私は、大学の授業も少ないことや教育業界に就職をすることもあったので、校舎の開閉室やアルバイトを取りまとめや受験校面談などの社員レベルの仕事をお願いされるようになった。会社という視点で言えば、本部から社員が来ない状況で、室長が毎日出勤することは不可能であるから、アルバイトに社員レベルの仕事を依頼するのは、室長としては、残された正しい選択であることは理解が出来ます。また、私としても、この経験が今の自分を作っている部分は大きいことを考えると、大変だったこともあったけれど、多くのことを学べたので、私にとってはプラスになっています。しかし、冷静によく考えれば分かると思いますが、実際にアルバイトが私と同じように考える人は少数派であり、あくまでも、お金を稼ぐ手段であったり、教室が人手不足で困っているのは会社の問題であり、アルバイトに社員レベルの助けを求めるのは間違っていると考えている人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。最初にも言いましたが、何が正しいとか間違っているとはありませんが、このようなことが現状ではないでしょうか。

さて、ここからは私が教育業界に就職をして、社員になったときのお話です。そのときにも、残念ながら休職者が2名出てしまい、本部からしばらくの間、補充はありませんでした。もちろん、アルバイトに協力を依頼することをしていきましたが、ある先輩はアルバイトにすがる思いで助けて欲しいと言っていましたが、それを聞いてアルバイトはどのように思うのでしょうか。私のように考える人も少数派としているかもしれませんが、心の中では、「社員や会社の問題であり、こちらに助けを求めるのは間違っているのでは?」と疑問に思っていたかもしれません。

さて、教育業界はアルバイトなしでは運営が出来ない業界です。このように少しでも協力的な存在になってもらうためには、アルバイトに対しての日頃からのコミュニケーションや接し方が大切なのは間違えないでしょう。勤務に入ってくれるのが当たり前という考えは捨てて、感謝の気持ちを伝えたり、他愛もない話をすることも時には必要なのかもしれません。最後に自分の職場の悪口を言うわけではありませんが、私の職場はアルバイトに対して無関心な人が多いです。アルバイトがいなければ、校舎運営が出来ないことを再認識してもらいたいものです。