akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

東海道新幹線「自由席と指定席」論争

新年初めての投稿になります。昨年に引き続き、教育業界を主なテーマとして、投稿をしていきます。また最近は更新頻度が低めになっていますが、月に3本~4本のペースで投稿を続けていく予定ですので、今後もよろしくお願い致します。

このように前置きしましたが、新年1回目の投稿ですが、今回は教育業界とは別のテーマで、「新幹線の自由席と指定席論争」でお伝えをしていきたいと思います。みなさんも少なからず1回ぐらいは、東海道新幹線を利用したことがあるとは思います。東京から名古屋に向かう場合は多くの方は「のぞみ号」を選択して、お盆や年末年始などの利用者が多いときは、指定席を選ぶ方が多いとは思いますが、通常日では指定席と自由席でさまざまな側面で迷う方も多くいるのではないでしょうか。今回はさまざまな側面で比較をしていきながら、紹介をしていきたいと思います。

まずは大前提として、「自由席と指定席」の選択で迷うとすれば、東海道新幹線に限った話になるでしょう。その理由は大きく2つあり、1つ目は、JR東日本が管轄している東北新幹線はやぶさ」、秋田新幹線「こまち」、山形新幹線「つばさ」、北陸新幹線「かがやき」は全車指定席のため、自由席という選択がないため、利用する場合は自動的に指定席となるからです。2つ目は、東海道新幹線の運行本数がかなり多いことが挙げられます。臨時運転の列車も多くあるので、一概には言えない部分もありますが、1月18日の東京駅10時代ではのぞみ号は6本設定されており、単純計算をすれば10分間隔で運行されています。これだけ多くの新幹線が運行されていることになると、少し早く着いたから1本前の新幹線に乗ることも自由席ならば、何も手続きなしで乗車出来るのも自由席の特権ではあるでしょう。(※指定席でもEX予約を利用すれば、EX予約専用ICカードでの改札入場前またはきっぷの受取前、かつ変更前の列車の出発時刻前なら、スマートフォン・パソコンから何度でも変更が出来ます。)この2点目も東海道新幹線以外では、本数も過密に設定されていないことからも、自由席のメリットは発揮することは難しいでしょう。もちろん自由席には、必ず着席が出来るという保証はありませんので、混雑状況によっては、始発駅から乗車する場合に限った話になることもあるでしょう。

少しお話を進めていきましたが、「自由席と指定席」の料金に関する違いを見ていきましょう。JR東海ではインターネットから新幹線のチケットを購入できる「スマートEX」というサイトがあり、そこから申込をすると通常に窓口で買うよりも、「東京・品川~名古屋」の場合に指定席は200円(通常予約をした場合)安く買うことが出来ます。このEXで予約をした場合に、指定席と自由席を比較すると、早得などを利用せずに指定席で乗車すると、「東京・品川~名古屋」であれば、片道10900円かかるのに対して、自由席は片道10560円となり、340円の自由席の方が安く行くことが出来ます。のぞみ号は自由席が1~3号車と少ないですが、東京駅から乗る場合は始発であり、本数も十分に確保されているので、座れなければ次の新幹線で行くことも考えれば、指定席にする必要がないかもしれません。また、料金という面で言えば、21日前までに指定席を予約をすれば、EX早得21ワイドが適用されて、座席変更が出来ないことはデメリットではあるが、「東京・品川~名古屋」であれば、片道11300円かかるところが、9800円となるので、自由席よりもさらに760円安く乗車することが出来て、座席も確保されます。何を重視するのかで変わりますが、価格重視であれば「EX早得21ワイド」はお得でしょう。

東京・品川~ 名古屋【片道】
通常料金(指定席) 11300円
EX予約(指定席) 10900円
自由席(通常期間) 10560円
EX早得ワイド21 9800円

話は少し脱線をしてしまいますが、EX予約には注意点があります。それは、通常の券売機や窓口で買った場合には、「東京都区内」「大阪市内」といった所定の乗車券に適用される「特定都区市内制度」は適用されますが、EX予約の場合は適用されません。例えば、新宿から中央線で東京駅に行き、東海道新幹線名古屋駅で下車した場合は、窓口や券売機で購入すると「東京・品川~名古屋」の運賃で、東京都区内に新宿駅は該当するので、別途運賃を徴収されることはありませんが、EX予約の場合は別途料金がかかります。EX予約は通常の券売機や窓口で購入するよりも安く設定されていますが、注意が必要です。

話を元に戻すと、自由席と指定席の論争ですが、のぞみ号の場合は自由席は1~3号車になるので、改札口から遠いことが多いので、自由席よりも指定席を選ぶ方も多いかもしれません。このように「東海道新幹線の「自由席と指定席」論争」ですが、みなさんはどのような選択をしますか。なかには、グリーン車という選択をする方もいるかもしれません。さまざまなニーズに合わせた設定をしているからこそ、需要が高い路線として成長しているのかもしれません。また実施にJR東海の鉄道事業における収益の88%(2020年度)を東海道新幹線が占めており、収益構造の根幹となっており、今後もJR東海の成長を支える路線として発展をし続けていくのでしょう。

【参考ページ】

EX予約サービス|エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約 (expy.jp)

収益構造|JR東海 (jr-central.co.jp)