akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

新たなスタート!

教育業界で働く私は、3月の終わりに校舎長から転勤を言い渡され、本日から移動先の校舎での勤務が始まる。具体的な校舎名をお伝えすることは出来ないが、自宅近くの地元校舎であり、通勤時間も片道20分ぐらいとかなり通勤しやすい環境である。私にとっては、通勤の面でも、メリットが大きい校舎かもしれない。また、私が高校生のときに通塾していた校舎であり(移転はしていますが)、そのときにお世話になった先生と一緒に仕事が出来るのは、とても嬉しいことである。一方で、忙しく大変な校舎にアルバイトを残してしまっているのは、何とも言えない気持ちになってしまう。このような複雑な気持ちもある中で、昨年度を振り返りながら、今年度の目標を述べてみたいと思います。

昨年度に勤務をしている校舎は、「質より量」を求められる校舎であった。担当生徒も最終的には150名を担当していたこともあり、受験校を決める面談のシーズンでは1日8件をやることもあり、面談準備をするために朝10時に出勤をして終電に帰ることもあったり、進級面談も最大で1日13件をやることもあった。このような状況では、生徒をひとりひとりを見るよりも、与えられた仕事を行うことで精一杯になってしまい、それ以上の要求はされることはなかった。その結果、生徒に対する思い入りがなくなるだけでなく、生徒からも信頼を生み出すことが出来ず、受験生であれば入試結果追跡やアルバイト勧誘も上手くいかなかった。それは自分が逆の立場で考えれば、当たり前のことである。そんな中で、自分は何のためにこの仕事をしているのか分からない時期もあったりして、この校舎での勤務に不満や限界を感じているときもあった。

他にも、アルバイトに強くあたるパワハラを起こすような社員がいたり、仕事をしない社員を注意しない上司もいたりと環境という面にも不満があった。少し大変なことがあっても、チームで頑張ろうという雰囲気があれば乗り越えられることもあるが、そのような雰囲気はなく、仕事をする人としない人の二極化が進んでいった。さらに、仕事の忙しさに耐えられずに退職する社員もいたり、本部からも人を送ってくれないため、人手不足が深刻化する時期もあった。このような状況でアルバイトを残して去ることは心苦しい。もし私が「移動する」「移動しない」を選択できる立場であったら、どちらを選ぶかは難しい問題であるが、実際には選べないので考えても仕方がないことかもしれません。

そんな環境の中で2年間を勤務して、今日から勤務をする校舎は「量より質」を求められる校舎である。以前の校舎より、生徒数や問い合わせも少ない。ここで求められるのは、いかに生徒や保護者に寄り添ってニーズを考えることがいっそう求められます。その点では、私が昨年度出来なかったことが出来る校舎なのかもしれません。また、同じ塾であるため、システムが変わることはありませんが、ある意味で新たに気持ちを入れ替えて、スタートをしていきたいと思います。