akshota0407の日記

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教育業界が求められているSINKA

先日、河合塾はホームページ上で新たな学びの形態として「河合塾SINKA」を2026年1月13日(火)から東京都経堂校に開講することを発表しました。今回は、河合塾SINKAの内容を紹介していきながら、今後の教育業界について考察をしていきたいと思います。

まずは河合塾SINKAについて紹介をすると、ホームページ上で紹介されている内容をまとめると、タブレットを使いながら、成績状況や志望校に応じて、「アウトプット中心の徹底演習(英語、数学、物理、化学、生物)」の授業形態で、分からないところがあればトレーナーに質問ができるシステムになっています(※国語・地理歴史・共通テスト対策などは、河合塾のプロ講師による映像授業を受講可能)。紹介のホームページには、「講義でも自習でもない高濃度な新しい学び方」であると記載がされています。確かに、今まで河合塾は、対面授業を中心とした高校グリーンコースや大学受験科、現役生の映像授業に特化をした河合塾マナビス、私立中高一貫校の東大現役進学に特化をしたMEPLOなどのさまざまな形態がありますが、プロ講師といった講義の質で勝負を強みとしてきた河合塾が、演習に特化をした形態をはじめることは、大きな変革と言えるでしょう。確かに、授業を受けていれば成績が上がるわけではないため、集団授業や映像授業になると、授業でやった内容の類題を解くのは宿題となり自宅学習になってしまい、生徒の自主的な学習に任せてしまうケースが多くあります。しかし、特に理系科目を中心に、生徒が自ら進めていかないといけないことに、ギャップを感じる生徒も多くいるのではないでしょうか。このようなことを解決するために、開発されたのが河合塾SINKAというブランドではないかと推察しています。ちなみに、このような授業形態は業界全体では以前からあり、例えば、このブログでも紹介した「コノ塾(参考文献:コノ塾(テクノロジー × リアルな学習の場) - akshota0407の日記)」があります。コノ塾はコスパ重視の戦略で大きな拡大をしていきましたが、SINKAは詳細がまだ発表をされていないので、まだ分かりませんが、同じ形態の塾でも強みを見つけることが、今後校舎を増やしていくことの課題となっていくのではないでしょうか。

このように塾・予備校業界もここ10年でいろんな形態が生まれています。私が高校生のころは、東進ハイスクール河合塾マナビスの映像授業を専門とした塾が生まれた頃で、対面授業と映像授業の選択でしたが、今では学習管理に特化をした武田塾、塾に通わずにオンラインで受講できる塾、河合塾SINKAのようにICTを利用して個別最適化した塾などさまざまな形態があります。業界全体では少子化の影響を受けて、学生の数は減る中で、さらに選択肢が多様化している中で、どのように取り込むことが出来るかは大切になってくるし、今や同じ形態の枠だけではなく、他の形態から顧客を取らないといけない状況に陥っている可能性もあります(今後はなるかもしれません)。だからこそ、教育業界で働く人にとっては、今まで以上に自社の強みを知り、生徒や保護者に魅力を伝えるチカラが求められていることになるのではないでしょうか。

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