akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

出会いと別れ

誰かと出会うことがあれば、必ず別れも訪れる。そんな当たり前のことで、誰でも分かっている。別れを選択しなければ、過去に縛られすぎて、前に進めないのも分かっている。しかし、理屈では分かっているけど、感情はそんな簡単に納得はしてくれない。このように考えてみると、別れを切り出すタイミングは、本当に難しいように思えてくる。今回はそんな恋愛の話を書いてみようと思う。

この話は、共に私の友人であるAさんとBくんが付き合い始めてから別れるまでのエピソードである。去年のクリスマスイブは、イルミネーションを見たり、Bくんの家でクリスマスパーティをするほどの仲が良かった2人が、1月には別れてしまった。Bくんが一方的に別れたいという形で、別れることになってしまった。この話は、Aさんとはバイト先が同じことであり、ある程度の理由を聞いていたが、Bくんとはなかなか会うことが出来なかったので、片側の意見しか聞けなかったので真相を知りたかった。そこで、久しぶりにBくんと会って、別れた理由や2人で最後に会った日について、聞いてみることにした。

そこには、別れたくないAさんと別れたいBくんのせめぎ合いがあった。Bくんの別れたい理由は、「自分と価値観が合わないこと」や「Aさんのきっちりしたところに自分が合わないこと」を挙げていた。さらに、Aさんがきっちりしている性格から、相手に合わせようとしていて、自分が無理をしていたことを実感しているようだった。そこで、このまま長く続けても意味がないと感じて、別れを切り出したのだと言っていた。一方で、Aさん側から聞いたときには、「ちゃんとした理由を聞いていないこと」や「別れたら友達に戻ることはないこと」を言われたらしい。その時は、精神的なダメージを追っていたし、もう少し関係性を保ちたいという気持ちがあったのだろう。どちらの意見にも共感できる部分は自分自身はあるし、どちらの意見も間違えではないし、正しいとも言えない。だからこそ、恋愛というのは難しいのかもしれない。

私はAさんとBくんが付き合い始めて、羨ましい気持ちもありながら、第三者目線で話を聞いたりしていた。こんな立場で恋愛を見ることが出来ないと思って楽しんでいた部分もあったけど、この恋愛が生んだものは何なのかは考えてしまう。もちろん、楽しかった時間もお互いにはあったと思うけど、最後に残るのは「別れ」という切ない思い出だとしたら、人々は何のために恋愛をしているのかという疑問が残るのであった。

NEGATIVEからPOSITIVEへ

人間関係が上手くいかないからという理由で、退職を考えたことはあるだろうか。実際に、人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社の「退職のきっかけ」に関するアンケート調査では、1位「給料が低かった」、2位「やりがい・達成感を感じない」、3位「企業の将来性に疑問を感じた」、4位「人間関係が悪かった」と続いており、人間関係に関する悩みで退職を考える人も多くいることが分かる。一方で、転職や退職までは考えなくても、職場に行きたくないなと感じている人はいるかもしれない。しかし、私の考えとしては、本当にツラくて精神的に追い込まれているときは別にして、職場を変えたところで、新たな人間関係となるため、もう一度やり直すことが出来るかもしれないが、自分自身が変わらない限り、変わらないように思ってしまう。今回は、このような考えに至った、自分の経験を踏まえて、書いてみようと思う。

このように書いているが、私も人間関係については悩まされたことは多かった。しかし、最近になって、「人間関係を上手くやっていくことは、自分を救うことになる」ということを実感した。例えば、人間関係が良好になら、自分が困ったときに気軽に相談することが出来るし、よりによっては助けてもくれる。そんなことを考えただけでも、人間関係を上手くやっていくことは大切になる。そのためには、どのような態度で接すると相手が喜んだり、機嫌が良くなるのかを分析して、相手の気持ちを考えて発言をしたり性格を考えることが必要になる。ここからは実際のケースで見ていくことにしよう。

例えば、話を聞いてもらいたいタイプの人ならば、最後までしっかりと話を聞く。話が長いので、無駄な時間と思ってしまう人もいるが、そこから得られる知識も多かれ少なかれあるし、知らない内容だったら「詳しく教えてください」と言えば、丁寧に教えてくれる。さらに、このような人に分からないところを聞きにいけば、人とコミュニケーション頻繁に取りたいタイプの人なので、最初から丁寧に教えてくれる。さらに、このようなタイプの人は、他の人とも話をするので、真面目に仕事をしている姿勢を周囲に伝えてくれるのである。逆に言えば、このような人を敵にすると、風評被害にある可能性があるので、危険であることは、知っておかなければならない。こういう人とは、相手に合わせるのではなく、自分にとってのメリットも考えながら、人間関係を構築する必要がある。他の事例でも、この人は自分のことを褒めてくれて、褒めて伸ばそうと思っているが、心からは褒めていないこともある。特に、負けず嫌いな先輩は、仮に自分のことを褒めていたとしても、「ありがとうございます。そんなことありません。」と言った後に、「先輩に比べたら、まだまだですし、こういうところを見習いたいです。」を付け加えて言うだけで、先輩の態度は変わってくる。このように考えると、自分も含めてだけど、相手の言動や行動によって、親近感や嫌悪感を生み出すからこそ、気をつけていく必要があることを心に留めておかなければならない。きっと、自分にもそのような習性があり、相手に読まれて可能性があるのかもしれない。

題名にも書いた「NEGATIVEからPOSITIVEへ」は、1つの側面だけで見てしまうと、NEGATIVEの側面があるけど、違った見方をすればPOSITIVEに変わる可能性を秘めてこの題名にしました。私は新入社員であるので、裁量権はほとんどないため、嫌なことも飲まなければいけないことも当然ある。しかし、そこにもPOSITIVEの考え方をもつことで、自分が変われる可能性を秘めているのだろう。

組織のことを知らない自分

教育関係の会社に入社して3ヵ月が経ち、1学期の授業が終わるタイミングでもあり、1つの区切りとして、本部や人事部の方と面談をする機会があった。おそらく多くの企業や会社でも、ある一定期間単位で面談は行われるだろう。このような面談の目的は、不安を和らぐことが目的であることが多い。多くの場合、本部の人は「遠慮なく何でも言っていいから」と甘い言葉を言って、本音を吐きだそうとする。私はこの言葉に上手く騙されてしまって、正直に何でも言ってしまい、最近になって後悔をすることになったのであった。今回はそんな経験について書いてみようと思う。

そもそもどの会社でも、残念ながら本部と現場でのギャップがあることは多いだろう。しかし、本部は現場に対して、理想を押し付けることが仕事であるため、仕方がないとも見ることが出来るだろう。実際に、私もアルバイトをしていたときに、社員が1人辞めたのにも関わらず、本部は何も助けをせずに、アルバイトでどうにかせざるを得ない状況になり苦しめられた。この事例はアルバイトまで被害が出ているため、この会社の在り方にはかなり問題があるかもしれないが、多かれ少なかれ本部の理想を押し付けられることはよくあることだろう。こんな経験をしたのにも関わらず、本部の人と話したときには、困っている内容を正直に言ってしまった。その結果、解決方法は提示してくれたが、今の業務量で手一杯なことも分かっているのにも関わらず、現実的ではない解決方法を提示してきた。私もやってあげたい気持ちはあるし、確かに本部が言っていることが正しいことは分かる。けれども、それをやるための時間はないし、全体に関わることが優先順番を高いとすれば、現実的にやることが難しいだろう。

ここまでは今まで書いてきた内容は自分自身の立場で書いてきたけど、ここからは本部目線で書いてみようと思う。本部からすれば、仮に大変なことが分かっていても「この問題を放置してもよい」と言うなんてありえない。理由の1つには、自分たちで責任を取りたくないからだ。さらに、解決方法を提示しておけば、「やっていない現場が悪い」と言うことが出来るのである。本部は現場を統括するためにはあるけど、ただの命令系統の役割が本部の仕事なのだろうか。理想的であるかもしれないが、本部はもう少し現場視点で考える必要性があると思う。これ以降は、本部の方の甘い言葉には騙されないと決断したのであった。