今回は立命館大学の大問4で出題された、英文法・語法に関する空所補充問題を見ていくことにしよう。どれも基本的な問題であるために、完答を目指したいところである。
大問4 次の(1)~(8)それぞれの文を完成させるのに、下線部の語法として最も適当なもの
を①~④から1つ選び、その番号を解答欄にマークしなさい。
(1) Your sister hadn’t met him before, ( )?
① did he ② did she ③ had he ④ had she
(2) Unless you ( ) the bell twice, nobody will heart it.
① don’t ring ② rang ③ ring ④ will ring
(3) The telephone call ( ) I thought was from my father was in fact from my sister.
① that ② what ③ who ④ whom
(4) All she did was ( ) the event.
① report ② reported ③ reporting ④ reports
(5) He drives ( ) often than his mother.
① fewer ② least ③ less ④ most
(6) You usually do very well on tests, ( ) you are interested in the subject.
① did provide ② provide ③ provided ④ to provide
(7) He imagined ( ) a racing car.
① drive ② driven ③ driving ④ to drive
(8) No matter ( ) happens, Lisa will not give up studying economics.
① how ② what ③ when ④ where
[解答]
(1) ④ (2) ③ (3) ① (4) ① (5) ③ (6) ③ (7) ③ (8) ②
[解法のポイント]
(1) 付加疑問文であることから、主節が否定文でyour sisterであるので、肯定文であり代名詞sheを用いているのは、had sheであることから④が正解である。
(2) 主節の時制は未来形であることから、副詞節内も未来形にしたいが、「時・条件を表す副詞節内は未来のことも現在形」となるので、③が正解となる。
(3) 空欄の後ろにある I thoughから連鎖関係代名詞を疑い、主語が欠けており、先行詞がthe telephone callと物であることから、関係代名詞のthatで①が正解となる。
(4) [熟語] All S (have to) do is to 動詞の原形 「SはVしさえすればよい」→ ①
(5) 文中にthanがあることから、比較級になることから、① or ②に選択肢を絞れる。oftenがあることから、「頻度が少ない」という意味になり、英語で「頻度」は不可算名詞となるので、lessを用いる。(※「頻度が少ない」low frequency ⇔ high frequency )
(6) [接続詞] provided「~という条件で・もし~すれば」→ ③
(7) 文意から、no matter what「何が起ころうとも」を入れるので、②が正解。