akshota0407の日記

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2025年度入試以降・慶應義塾大学

2022年10月31日に「2025 年度以降の慶應義塾大学「一般選抜」の変更点について」が公表されました。現在の従来入試と大きく変わる点が「文学部」と「法学部」の2学部にあるので、今回はこれらを紹介していきたいと思います。慶應義塾大学だけでなく、現在の高校1年生から大きく入試が変わるので、順次大学から変更点が公表されていく時期になってきているので、アンテナを張っておくことが必要になるでしょう。

まずは、1つ目の変更点として「文学部・英語」の取り扱いについてです。現在の慶應義塾大学・文学部の英語入試と言えば、120分の試験時間で国立型の記述問題を出題して、毎年7~8題の出題であり、辞書も2冊まで持ち込み可の特殊な入試です。しかし、2025年度以降からは、外国語の選択科目に「英語(外部試験利用)」の選択が可能になり、英検のスコアを外国語の得点に換算をするため、一般選抜の試験当日は「英語」の受験が免除になります。しかし、併願することは出来ず、高得点利用でもないので、出願する段階で、「個別試験で英語を受験するのか」・「英検の成績を利用するのか」を決める必要があります。なお、「英語(外部試験利用)」は実用英語技能検定(英検)CSE 総合スコアが 2500 以上(受験級および合否結果は問わない)で出願することが出来るので、英検準1級合格で2304点なので、それ以上のスコアが求められているので、基準はかなり厳しく設定はされています。具体的にどのように換算をしていくのかや詳細はまだ発表されていませんが、今後の動向には注目です。

次に、2つ目の変更点として「法学部・地歴公民」の配点変更についてです。現在の慶應義塾大学・法学部の配点は、英語200点、地歴100点、論述力100点の合計400点となっています。2025年度入試では、英語200点、地歴 150点、小論文 100点の合計450点に変更となっています。つまり、地歴の配点が50点増えることになり、「マークシートによる解答と記述式による解答を求めることや試験時間を90分に変更」と記されています。ちなみに、早慶文系志望者によく言うことでもありますが、「慶應義塾大学は英語の配点が他教科に比べて、高いところでは2倍もあるから、英語が出来ないと合格が厳しい」という話をよくしますが、法学部の場合は少しではありますが緩和の方向性に進もうとしています。これが果たして、受験者にとって、どのような方向に向かっていくのか、随時情報はチェックをしていく必要があるでしょう。

今回は慶應義塾大学の2025年度以降の入試変更点についてを題材にお話をしていきました。冒頭でもお話をしましたが、高校1年生から「歴史総合」や「情報」という教科が始まったりと高等教育の変更点が連動して大学入試に変更をもたらしています。もちろん、時代の変化によって、求められることが変わってくるからこそ、学習する内容も変わってくるのでしょう。もちろん、変化することは大切なことだと思いますが、変わってはいけない部分もあるとは思います。だからこそ、過去と未来を見据えて、お互いがよい影響をもたらしてくれる教育を提供することが大切なのではないでしょうか。

【関連リンク】

generaladmissions2025.pdf (keio.ac.jp)