akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

所属が与えるものとは?

私たちは、学校のクラス・サークル・職場などに所属しており、そこから多くの人と出会っている。しかし、その所属には期限が設けられていることが多い。例えば、大学ならば4年間という期限がある。期限が満了すれば、定期的に会う人は僅かな人数なのは事実である。しかし、所属が与えてくれているものが当たり前すぎて、所属をしているときには気づかないことが多い。このように考えていくと、所属は人との会う目的を与えてくれているものとも言えるのではないだろうか。

さて前置きはこのくらいにして、ここからはこのような経験について書いてみようと思う。実際に所属ということが大切だと私自身が感じたのは、アルバイト先を辞めて、ある後輩と連絡をしていたときであった。その後輩とは、勤務日が被っていたことも多くあり、他愛もない話をしたり、就活の相談とかもしてくれたりした。アルバイトを辞めた後もESを添削して欲しいということで、LINEを通してやり取りをしていた。そんな後輩が先日、第1希望の会社に内定をもらい、就活を終えることを報告してくれた。自分にとっても嬉しいことだったけど、その一方で、お互いの共通項が減り、関係性を持続する必要性も薄くなったことを実感した。ちなみに彼とは、内定祝いにご飯を食べにいく約束をしたが、それが最後に会わなくなる可能性もあるのではないかと思うと、心の中は寂しい気持ちになった。そこから、所属が与えるものは大きいことを実感したのであった。

さらに、異性の場合ならば、会う目的の重要度はさらに増すことになるだろう。男女が2人で会うことの抵抗は少なからず誰にでもあるだろうし、誘う方も相手のことを考えれば、誘わない方がいいかもという心理をもつこともあるだろう。そうなると、1年後や5年後にその人に直接会って、今の心境を聞いたり世間話をすることは難しいのかもしれない。一方で、「今はSNSが発展しているから、そこから得られる」と言われるかもしれないが、そこには文字化された情報と直接得る表情や情報には大きな違いが私にはあると思う。このように考えると、所属から離れた関係には、お互いが納得する多少の目的がなければ会わないだろうし、持続することは難しいのではないだろうか。