akshota0407の日記

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大手予備校(代ゼミ・駿台)とオンライン質問サービス

昨年度の11月6日に学校法人高宮学園 代々木ゼミナールのプレスリリースで2026年4月より「代ゼミ中学・高校メイト会員」および高卒生向けの「大学受験科」「代ゼミオンラインコース」の受講生を対象に、24時間全科目のオンライン質問サービス「クイックティチャー」を導入することを発表した。大手予備校では、今まで教えるのはプロ講師だけであり、それ以外は教えてはいけないという考えが根強くあった。その結果、出講をしていないと質問が出来ないためスピーディな対応に課題があったり、校舎でプロ講師以外の大学生が教えるという考え方やオンラインで質問を受ける環境に対応をしてこなかった。しかし、コスパやタイパが重視される中で、このようなニーズを背景に、大手予備校の代々木ゼミナールも導入となったのでしょう。そこで今回は、大手予備校で24時間オンライン質問を行っている駿台と比較をしながら、見ていきたいと思います。

まずは、代々木ゼミナールが導入するクイックティーチャーは、株式会社Edd(エッド)が運営しているものを導入することで24時間全教科のオンライン質問サービスが可能になりました。このようなサービスがある中で、クイックティーチャーの特徴は、講師の採用は厳格な基準を設けており、書類審査、課題選考、オンライン面談、実働後の本合格のステップがあり最終的な合格率は約10%とされており、講師の質を売りにしていることが分かります。この点は業界トップクラスを走り続けてきた大手予備校である代々木ゼミナールと方針が合致している部分だとも言えるでしょう。

次に、駿台はこのようなサービスを始めたのは大手予備校では早い段階で取り入れられており、株式会社SATTI(※駿台が完全子会社化)が運営するmanaboというサービスを2019年度に高卒生クラスに導入がされて、2020年度に現役生フロンティアクラスにも導入されている。クイックティーチャーとの違いは、登録講師数が8000名と規模が大きいということで、スピーディに質問対応ができる可能性は高いでしょう。実際に、駿台生だけで考えても代々木ゼミナールよりは校舎数も多いことから、生徒数も多くなり、その結果として質問量も多いでしょう。そうなれば、登録講師数が多くないと質問に答えるのが遅くなってしまいます。質と量のバランスを上手く取ることが必要となるでしょう。しかし、どちらのサービスであっても、多くは大学生を中心にスキマ時間のアルバイトを前提のため、人材確保は運営をしていく上で重要な課題となっているでしょう。

このように代々木ゼミナール駿台を比較してきましたが、実際に使用をしてみないと具体的な説明は難しいですが、すぐに質問できる環境は予備校・塾を選ぶ上で重視をされているのは教育業界で働いていて感じます。例えば、入塾相談を受けていると、最近では「自習室はありますか?」という質問から「自習をしていて分からないところが出てきたときに質問が出来ますか?」に変わり、自習室があることは前提で、すぐに分からないところを対応してもらえる環境が整っているかを聞いてくることが多いように思います。業界全体が厳しい状況である中で、生徒や保護者のニーズも変わっていることを認識をして、実行できる塾・予備校が今後残っていくことが出来るのでしょう。

【参考文献】

代々木ゼミナール、24時間全科目の学習サポート「クイックティーチャー」を2026年4月より導入 | クイックティーチャー

【1106発表】代々木ゼミナール プレスリリース