akshota0407の日記

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【英文法】関係詞は解き方さえ覚えれば簡単なのか?

今回は英文法の関係詞をテーマに書いてみたいと思います!

私は塾講師として、英語の授業を担当しているが、生徒に関係詞を教えるときには必ずと言っていいほど、以下の問題を解かせて説明をさせる。説明がしっかりと出来ている場合は、この生徒は基礎的な関係詞の理解をしていると判断する問題を紹介します。

【問題】 出典: 2015年 北里大学 獣医・海洋生命科

This is the reason (   ) makes it impossible for us to get access to that document.

① in  ② why  ③ that  ④ of  ⑤ for which

【英文解釈】

This(S) is(V) the reason(C) {(   ) makes(V') it(O'[形式主語]) impossible(C') <for us> [to get access <to that document.>]

正解は、関係詞節内が不完全文(S不足)であり、先行詞が物であることから、③の関係代名詞thatを選ぶ問題である。しかし、生徒の中では②を選ぶ生徒も一定数おり、先行詞がthe reasonの理由だから、②whyにしましたという声を耳にする。このような生徒に対して、私は「先行詞飛びつき症候群」という診断書を提示します。読者の方は、②がダメな理由は分かっていると思いますが、簡単に説明をしておくことにしましょう。

 

関係詞の問題では、2つのことに注意をして解く必要があります。

① 関係詞節 (完全文[関係代名詞]or不完全文[関係副詞])・② 先行詞

に着目することが必要です。この問題において、whyを選んだ生徒は「先行詞」を見ることは出来ているが、①の視点で見ることを忘れています。このような生徒には、①から②の手順で解くことを徹底的に教えていきます。このように考えると、関係詞の問題は、数学の解法と似ている部分が多いため、そんなに難しくはないような気がします。しかし、生徒にとっては苦手意識が強いです。その理由には、文型が分からないところや自動詞と他動詞が区別出来ていないなどの理由が実は大きいように感じます。

 

次回の内容では「自動詞と他動詞」をテーマに話をしていきたいと考えています。