akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

現実と向き合うこと

    私は塾講師のアルバイトをしており、高3の生徒には模試の結果などを基にして、10月頃からは「現実と向き合うこと」をさせなければいけないと考えている。生徒にとっては重い話にもなるし、嫌われるかもしれないと思うけど、必ず話をするようにしている。そんな中でも、なぜこのような話をさせるかと言えば、塾講師の仕事は夢を与えることも仕事かもしれないけど、現実を見させることも仕事であると考えているからである。夢だけを追いかけて、第1志望校のみを対策して、その生徒が浪人を選択することが、本当に正しい選択と言えるのだろうか?私は必ずしも正しい選択だとは思えない。

 このような考えをする多くの理由は、高校生の生徒が目の前のことしか見えていないことで、第1志望校のみに着眼点をもってしまうのかもしれない。しかし、高校生が悪いのではなく、教師や大人が客観的に見て話をしてあげなければいけないと私は考えている。最終的には、本人と保護者で決めることだが、本人にとってベストの提案や浪人生の現状を伝えることで判断材料を提示した上で、決めてもらうことが必要な仕事ではないだろうか。

 人間は夢を追いかけることも必要かもしれないが、現実的に向き合わなければいけないときもあるだろう。そのような場面に遭遇したときに、客観的に物事を考えられるかはおそらく重要なのだろう。