akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

あなたならどうしますか?

早速ではありますが、みなさんに質問です。『あなたは高校生に予備校で集団授業をしています。あなたはたまたま授業中に「スマートフォーンをいじっている生徒」を1人見つけたとします。そのときに、何人以下の授業であれば、授業を止めて、あなたは注意をしますか。それとも人数に関係なく注意をしませんか。』という問いです。この質問で重要になってくるのは、集団授業であるため、ひとりのために、注意をすることで、授業がストップしたり、授業の雰囲気を害することで、全体に影響を及ぼすリスクがあるということです。一方で、他人に迷惑をかけていないのだから、無視するという考え方もあるでしょう。みなさんなら、どうしますか?

ここではあくまでも私の考えは、「1クラスが20名程度であれば注意をしますが、それ以上では注意をしません」。このような考え方をする理由には、学校教育との差別化があります。もちろん、学校によって1クラスの人数は異なりますが、30名程度であることが多く、この人数を超えない20名程度であれば、塾・予備校は学校と差別化しているものとして、「個」を見ていることを伝えるべきだと思うので、授業の様子や生徒ひとりひとりと向き合う必要が出てくるでしょう。しかし、学校と同じ規模の人数やそれ以上になれば、「個」よりも「集団」を意識して授業をする必要があるため、全体のモチベーションを上げることや分かりやすさが追求される授業が求められることになるでしょう。だからこそ、言い方は悪いかもしれませんが、1人に構っている時間はないので、このようなことが起きたときに無視するという判断をする人もいるでしょう。

この問題では、教室による生徒数を限定して考えていますが、もちろん自分の中にポリシーがある人や正義感で注意をする人もいるでしょう。冒頭でもお伝えをしましたが、何が正しくて間違っているのかをここで議論をするつもりはありませんが、果たしてどのような意見が多いでしょうか?

この事例を通して、お話をしたいことは、塾・予備校業界は少子化の影響もあり、生徒数の減少は今後避けられません。そんな状況の中で、従来のような授業方法から変える必要があるのではないでしょうか。一方的に授業をするのではなく、生徒に寄り添ったり、質問対応をしたり、集団授業ではあるけれでも個も大切にする雰囲気づくりが求められてくるのかもしれません。そのような塾・予備校が残っていくのかもしれません。