akshota0407の日記

自分自身が書きたいことや伝えたいことを書くブログです。

時代と逆行する中で....

新型コロナウイルスやインターネットの普及により、教育業界には大きな変化をもたらした。通塾をしなくても、オンラインで授業を受ける塾が登場したり、スタディサプリや学研プライムゼミのようにプロ講師の授業が自宅で見れるようになり、塾に対する考え方が大きく変わった。さらに、子どもの数が減少している社会情勢の中で、業界全体の先行きは不透明である。その一方で、昨年の緊急事態宣言は、学校や塾が全面に対面授業することが不可能になり、映像授業で学習をしなければいけない環境下になり、自分自身の勉強計画が立てられず、対面授業にごだわるニーズも高まっているということも言われている。しかし、教育業界において、業界全体は縮小に向かっている中で、授業を受ける手段がさまざまになったことで、顧客の選択肢が増えている。今回は、そんな教育業界で働く自分が教育業界で生き残るために必要なことを考えてみたいと思います。

私の勤務している校舎では、対面授業を軸として行っている塾であり、在籍者数も例年に比べて高く、教育業界が縮小している中でも、伸び続けている校舎である。さらに、来年には新校舎に移転となり、現在の現役志向が高まる中でも、浪人生コースも新たに設置することが決まっており、会社全体でも力を入れていることが分かる。そんな中にいると、自分の勤務している校舎が当たり前の状況に陥って、教育業界の全体が見えなくなってしまうこともある。実際に業界全体の動向を見れば、顧客の選択肢が増えており、必要に応じた取捨選択するようになり、受験科目のフル受講が当たり前ではなくなり、苦手な1教科だけの受講をして自習室利用で通塾するような人が増えたり、この先生の授業だけを受講する人が増えたりと、1人あたりの受講数の減少にもつながり、在籍数の指標だけでは、何も見ることが出来ません。つまり、自分が所属しているワクの中のみで考えることには、危険性があるのです。そんな中で、教育業界で生き残っていくためには、他社に負けない強みを顧客に伝えられて、納得感を得られるかは重要になっていくのだろう。