akshota0407の日記

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学歴と就職活動

先日、インターネット上で就活生が投稿された、マイナビ」から送られてきたメールのタイトルに「大東亜以下」と書いてあったとされたものが送付されたことが明らかになった。これは、「マイナビ」は学歴で対象者を絞って、送付されるようなシステムを使っているのではないかと考察することが出来るメールであった。このことに対して、さまざまな意見がインターネット上で交わされている。例えば、「学歴で人を判断することは良くない」という否定的な意見もある一方で、「明るみに出ていなかっただけで、学歴で判断することはよくあること」、「募集条件にGMARCH以上といった具体的な学歴を記載するべき」といった、このことをきっかけに改善をするべきと考える意見もあります。今回は、そんな物議を交わしている問題について、私なりの考えを述べていきたいと思います。

まずは、大手企業になれば大量の応募が来る中で、全員と面接をすることは難しいので、履歴書で1次審査をすることで、時間やコストも減らすことが出来ます。なので、学歴で判断することは明確であり、ある意味では平等なように思います。一方で、エントリーシートの内容を軸に考えていけば、見る人によって評価が変わってしまうことを考慮に入れると、平等と言えるのだろうかと疑問に思います。このように考えると、学歴という軸で判断することは、間違っていないように感じます。もちろん、このように書いていますが、受験と同じように平等性をどこまで担保するかは、会社によると思いますし、会社は学校のように国のバックアップで作られた組織ではないので、どんな人材を採用することは会社に委ねられているので、平等性を必ずしも担保しなければいけないことはないと思います。しかし、どんな会社でも「マイナス」イメージがある会社が物を買いたいとは思いません。そうなれば、会社の利益を出すことが難しくなり、客観的に見た平等性を採用で意識していることは間違えないでしょう。

次に、大手企業がマイナビリクナビなどの求人サイトに掲載する理由について考えてみたいと思います。大手企業ならば、自社のサイトに載せるだけでも、十分な応募が来て、良い人材が来るのではないでしょうか。それなのに、求人サイトを使うのには理由があるはずです。ここからはあくまでの予測ですが、データ管理が容易に出来ることだと考えられます。例えば、今回のメールのように、一括で「お祈りメール」を送れることや個人情報の流出を外部委託できることが大きな理由なのではないでしょうか。だからこそ、求人サイトに投資をしている理由でもあるのではないでしょうか。

このように考えてみると、大手企業に入ることがすべてとは言いませんが、もし入りたいとなれば、学歴が重要なことは明らかでしょう。このこと自体は、問題ではないが、暗黙の知とされていることが問題であると思います。残念ながら大学生になってから知っても遅く、高校生のうちから、このような実態を教えるべきではないかと個人的には思います。「知らなかったことで選択できないこと」と「知っていて選択しないこと」は、大きく違いますし、後悔しない選択になるのではないでしょうか。現状から言えば、「いかに情報を自分から手に入れるのか」が重要なことなのかもしれません。

 

【参考文献】

「大東亜以下」メールは誤送信、マイナビ「誤解を与えてしまった」と謝罪(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース

【リンク先】

大学受験と就職活動 - akshota0407の日記 (hatenablog.jp)